12月11日(日)「むかしMattoの町があった」上映会のお知らせ

精神保健の今を考える

「むかしMattoの町があった」

ヨーロッパで1960年後半から70年代にかけて吹き荒れた、若者による「社会を変えよう」という運動が、イタリア北部の町トリエステで精神保健改革を実現した。

「Mattoの町」とは精神病院のことである。映画はひとりの精神科医フランコ・バザーリアにより、患者が自分を取り戻していく過程、看護師が変わっていく様子、多くの守旧派の医師たちの抵抗など、リアルに時にユーモラスに描かれている。バザーリアはMattoの人々を「狂気を抱えた人」という。そして私たちも又、多かれ少なかれ理性と共に狂気を抱えているともいう。トリエステの県知事ザネッティと共におこなった、精神病院閉鎖、1978年精神病院廃止法(別名バザーリア法)の成立、直後のバザーリアの死で映画は終わる。バザーリアはこの運動を通して「最も大事なのは、やれば出来ることを知ること!」と言っている。全ての人々にエールを!

当日は、現場で働く若い看護師さんをお招きし、お話を伺います。

日時:12月11日(日) 午後1時30分~5時 (途中休憩あり)

場所:東村山市中央公民館 視聴覚室

参加費:500円(学生無料)

問合せ・申込み 東村山・生活者ネットワーク

TEL&FAX:042-392-7677

メール:hmy.net@hyper.ocn.ne.jp