4/21 リアル:議会報告会をおこないました

2024年4月21日(日)

東村山・生活者ネットワーク「白石えつ子第4回議会報告会」を開催しました。

2024年東村山市3月定例市議会で行った一般質問と、一般会計予算・特別会計予算及び各委員会に付託された市長提出議案について、参加された7名の方に向けておこないました。

 

一般質問では

「子どもにやさしいまちづくり」を実現するために。

子どもの権利を支える保育について、保育の質と量の確保先進例の世田谷区の例を参考に質問。

市長の答弁 エリアごとのミーティングなど、地域で安心して子育てできる環境整備とし、取り組んでいる。大人目線だけでなく子ども目線は重要と考え、子どもの声を施策に反映させていきたい。男女とも仕事と子育てを両立できる環境整備が重要と考えている。

白石 子どもの命を守っていくのは自治体の役割。子どもの権利条例ができるよう尽力していく。

 

一般会計 賛成討論

2024年(令和6年)度の予算編成は過去最高額647億円。脆弱な財政状況の中で、中・長期に多額の歳費を必要とする事業の並行実施を懸念。物価高騰など市民生活に配慮した市政運営を望み賛成討論とした。

主な歳入のポイント ・全体の32.3%を占める市税(市民税、固定資産税など)は定額減税の影響で減少。

    主な歳出のポイント  ・連続立体高架事業の工期延長 ・子ども計画の策定 ・小・中学校トイレ様式化

・東村山スマートスクール推進 不登校児もタブレット端末活用 ・東村山駅ホームドア整備

・萩山公園の防災機能とユニバーサルトイレなどの整備 など

 

厚生委員会 介護保険料改定

9年ぶりの介護保険料の値上げ。超高齢化社会を迎え、要介護者数の増加に伴う給付額増に対応するため、基金の取り崩しで急激な負担増を回避し、今後の持続可能な介護保険制度の安定運営にはやむを得ないと理解し賛成とした。

 

特別会計

介護保険は、厚生労働省の訪問介護のみの報酬引き下げ決定をうけ反対とした。

 

参加者による意見交換

・子ども食堂の費用を個人負担で運営しているが、公的な(市)の会場費補助があればと思う。

・市民が手伝える事、ボランティアできる事は市が受け入れそこにお金を付けてはどうか。

白石)アダプト制度の提案を3月議会で行った。公園の花木の世話など地域の住民が行い予算を付ける。小平市などでは実施している。

(※アダプト制度とは、市民にとって身近な公共空間である道路・公園・水路等の公共施設の美化及び保全のために市民が里親となり、ボラン  ティアで清掃活動などをおこなう制度)

・学校内に特別新支援学級ができたが、受入れ人数が少ない。萩山小学校では自閉症の子どものみ。ADHDの診断書では受入れてくれない。特別支援学級ではなく、飛び越えて特別支援学校になってしまう。

不登校はなぜ起きる?

・先生とのコミュニケーションがうまく取れない場合が半分以上占める。

・子どもが、感覚過敏で学校の制服を着ることが出来ず、式の時は制服着用と言われ、登校拒否となった。身だしなみ注意の手紙が学校からあり、不適切な服装の場合は、家に戻って身なりを整えてから再登校するようにとの注意勧告。

・親子の小さい時からのコミュニケーション不足によるものではないか。

・学校の先生が、子どもの権利条約を学んでいない。などなど