恐れていた原発事故、現実に!

東北関東大震災

巨大な地震、津波、加えて東京電力による福島原発の事故は、次々に制御できない原発の問題を露呈している。
炉心溶融(メルトダウン)が起こっているのか、計測もままならない現在、対策が後手後手になっている感は拭い去れない。

率直な市民の思いとして、こんな地震国のプレート近くに54基もの原発を建てることの恐さが常にあったが、技術がこれをカバーするとして、突き進んできた原発政策。国と企業が一体となり進めてきたエネルギー政策のお粗末な破綻を、まるで映画を見ているように突きつけられる国民。
地震、津波災害だけでも多くの傷を負い、避難生活を強いられ、さらに原発事故の避難も加わるとは・・

今この大震災の支援のため日本だけではなく世界中の眼が見つめ救援の手が差し出されている。
まず原発事故が最悪のシナリオにならないため祈るような毎日だが、一人ひとりが正確な情報を得て共に今自分が成すべきことをおこなうことが大切になる。福島原発の地震による事故の影響から、放射能汚染が懸念されている。

都内の空気の放射線、放射能物質の測定結果が都のHPにアップされている。
根も葉もないデマに惑わされることなく、情報をきちんと把握しよう。

★東村山・生活者ネットワークは、地元祝島住民の反対意見を封じ込め、中国電力により建設が行われようとしている「上関原発」建設に改めて反対します。
上関原発は今回の福島原発の事故を受け、16日段階で建設一時中断となっています。今回の事故では地元はもとより、日本中、世界中に影響をあたえかねない影響が原発稼動にはあるということが分かりました。また人の力では制御できないものだということが改めて思い知らされたことでもあります。
今後のエネルギー政策の転換が必要です。