3.20 さようなら原発全国集会 

「さようなら原発全国集会」は、東京電力福島第一原発事故直後の2011年6月に、大江健三郎、坂本龍一、瀬戸内寂聴、内橋克人、落合恵子、鎌田慧、澤地久枝、辻井喬、鶴見俊輔ら9人が呼びかけおこなわれてきましたが、今年は3月20日に代々木公園で開かれました。

午前中の青空と太陽の陽ざしは、会場に着いた頃には冷たい雨風の協奏となりましたが、東村山生活者ネットワークは白石えつ子と共に3人で参加しました。

 

13:30集会開始。呼びかけ人の落合恵子さんの話は、マグニチュード6以上の世界で起きた地震の17.9%が日本周辺で起きている。地震大国の日本に原発はいらない!と訴えました。

93歳の澤地久枝さんは日本が軍備を持たない国になること、原発をやめさせるためにささやかであっても努力をすること。政府は20%台の支持率になっても憲法を変えるという言葉を変えようとしない。私たちは今のこの問題に向き合わなければならない。と

その後、脱原発運動を実践している各団体の報告がありました。

「若者頑張って!」とエールが寄せられたフクシマ連隊キャラバン、石川県珠洲市でかつて「珠洲原発」の建設を止めた住民運動に関わった「志賀原発を廃炉に!訴訟原告団」団長北野進さんなどが発言。

最後に、鎌田慧さんの「大江さん、坂本さん、瀬戸内寂聴さんが亡くなった。ここまで頑張って13年がたったがまだ原発はある。あきらめずに声を上げて廃炉、脱原発に向けて進めよう!」と閉会の挨拶。

 

15:00渋谷と原宿の2つのコースに分かれパレード。

私たちは、2023年に気候危機、原発、人権など様々な社会問題に取り組むプロジェクトとして発足した学生や市民運動のネットワーク「 ワタシのミライ」の皆さんに交じり渋谷コースをパレード。中・高年が多い中で、春らしいカラフルで楽しい若い世代の呼びかけは英語も交じり,見ている街中の人たちも一緒に唱和! なんだかおしゃれ感満載でエネルギーがあふれている。

世代間が関心のあることでつながり一緒に考え行動していくことに小さな希望が湧き上がる。

あきらめないで学び共有し行動することから始めよう!