リアル議会報告2024/2/12 No2(2023年12月定例議会)
東村山・生活者ネットワーク「白石えつ子とはじめの一歩」第2回目の議会報告をリアルでかいさいしました。
2024年2月12日(月・祝) 14:25~15:30 東村山市スポーツセンター 2階 研修室 参加者 10名
2月2日の第一回報告会に準じ東村山市12月定例議会で行った一般質問と、各委員会を経て付託された市長提出議案について、議案の趣旨・討議内容・賛否とその理由など、主だったものを取り上げました。
一般質問では
白石 : エネルギーアクション@東村山のメンバー調査から、気候変動に危機感を持つ市民が非常に多かったことを踏まえ、「ゼロカーボンシティ宣言の実現化」具体策をメンバーと共に練り上げ提案しました。
・子ども若者参加の市民気候会議を開催 ・CO2見える化モデル地域の設置 ・クライメイトクロック(気候変動による地球の限界を迎えるまでの残り時間)の設置を提案。
市では設置しないとのことでしたが、だれでも共に出来る気候対策ツールの一つとして紹介を兼ね、東村山・ネットのHPに設置しました。
白石 : 公共施設に環境負荷の少ない石けんの利用の一括購入を提案しました。
→ 市庁舎で純石けんが配置されました。これからも他の公共施設の配置利用をはたらきかけます。
市長 ; 意見表明権の保障は、多様な子ども若者の声を聴くことから
→ そのためには、基礎調査、ヒアリング(声をあげにくい子には支援者と共に)実施の提案をし、その後、課題分析し、こども版パブリックコメントを実施して多様な声を反映させることを提案しました。
市長提案の議案からは、
- 中学校給食の今後の方向性 → この内容については2月2日第一回の議会報告会をご覧下さい。
- 国保税(医療保険、後期高齢者、介護保険)の値上げについて
- ⇒ 一世帯当たりの平均所得は、令和3年140万4千円。平成6年と比較すると225万6千円から38%の減少。国保加入者の構成比率は、被用者(自営業・非正規雇用者)32.5%、無職(年金受給者)43.3%と大方を占め、増加傾向にあります。医療の高度化など国保財政が厳しい中、制度持続をはかるため財政健全化計画をたて値上げに踏み切ったことを説明しました。
- 手数料条例一部改正 → 今までのように、戸籍謄本等が本籍地に行かなくとも現籍地で入手可能となりました。
(マイナンバーカードがなくても可)になり便利になります。
※参加された方々より多岐にわたる意見や疑問がだされました
・医療保険の値上げが高齢者は1割から2割負担になる人が多く、区部と市部の違いも気になる。
・視覚障害者のガイド、訪問介護4社に登録して働いているが、各自治体の違いが判る。
・障害児の移動支援は武蔵野市では1ヶ月100時間 東村山市では1ヶ月10時間
・障害者手帳があるのは、韓国と日本のみ。
・社会福祉センターの指定管理業者としてエントリーしたが、計画書作成に必要な実績などのデータを開示しないので、新規者は非常に不利になる。
・高齢者や障害者が選挙に行くときには交通手段を用意すべきではないか等々。
次回は3月議会終了後に開きます。是非ご参加ください。