板橋環境ツアー

環境都市宣言を実践するまちづくり

欅と桜の葉っぱしか入れないで作る腐葉土はふかふか
欅と桜の葉っぱしか入れないで作る腐葉土はふかふか

板橋区は緑のカーテンを推進するなど、様々な環境施策で知られています。板橋区が先進的におこなっている施策について視察しました。

参加者は東村山ネット4人、東大和と清瀬のネットからもそれぞれひとりずつ、板橋ネットからも2人の参加。アップダウンのあるまちを体感しながら充実した視察ができました。

1 徳丸小学校の保水性ワインブロック
板橋区が民間企業と共同で開発したガラスカレットを混入した保水性ブロック。アスファルトと比較し、最大15.1度も温度差が出るそうです。廃ガラスのリサイクルとヒートアイランド現象の緩和という課題を同時に解決する魔法のブロックのよう。見た目も普通のブロックと変わりないので、指摘されないと分かりません。視察の日はあいにくの曇り空で、その効果を実感できなかったのは残念でした。

2 公園樹木の腐葉土の取り組み(葉っぱの再利用と防災)
市民との協働でワークショップをしてできた「区立けやきの公園」。憩いの場としてだけでなく、いざという時の防災公園の役割を備えています。桜とけやきの葉は堆肥化し、再利用します。近くの小学校の児童も参加し、落葉のプールを楽しみ、堆肥化作業も手伝います。ゴミひとつ入れず、米ぬかを葉っぱに1枚1枚塗り、上質の腐葉土として再生するのです。公園管理は「板橋区地域がつくる公園制度」という仕組みで市民グループが協働事業の契約でおこなうなっています。

3 緑のカーテン
おなじみ板橋が先進的に実践してきた緑のカーテン。行政だけでなく、区内の事業者が技術提携などを率先して行なって来た背景もあるようです。東村山市ではなかなか進まないのですが、企業に助けてもらうのもひとつの案ですね。
緑のカーテンコンテスト入賞者の写真はカーテンというよりも生い茂っているくらいです。今年は苗の無料配布もあり、施設はもちろん、区民の方もふだん以上にカーテン作りをしているようです。

たくさん歩いていろいろ見ました。東村山の施策に活かせるところが沢山ありそうでした!ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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