委員会での各会派の意見は以下の通り。
最初に清沢委員(共産党)から以下の発言があった。
12月委員会では請願を受け、各会派で意見を取りまとめてくることになっていた。すみやかに採択されることと思われるが異議ある方は議論をするべきと思う。共産党はこの請願の主旨は、遺伝子組み換え食品やクローン由来食品の危険性を主張しているわけではなく、消費者が主体的に選択することに主眼が置かれているので、当然、採択だと思っているが、そうでない方は議論を願いたい。
矢野委員(草の根)
請願は何ら問題を感じない。採択できると思う。新政権では飲食店での全面禁煙など健康の問題に関し、打ち出している。食の問題についてもむしろ先んじて行なうべきだと思う。食・健康は基本的な問題である。生命は金のある無しに関わらず保障すべき。本来はこの請願より進んだ規制をかけるべきである。請願の主張は当然過ぎるほど当然。
肥沼委員(自民・自治クラブ)
食の安全・安心はここ数年議論されてきた。現行制度は問題点の指摘もある。より安心・安全を求めるためには必要と思う。
駒崎委員(公明党)
賛成であるが実行力として聞きたいことがある。国、都の食品ウオッチャー制度についてどう考えるか?
(市:把握していない)
消費者庁もでき、進んでいることも聞いているが自治体により、学校給食協会を市の第3セクターで立ち上げているところもあるらしい。そこでは油・米・白玉・酢などの安全検査に大変な状況になっている。そのような懸念は?
(市:都学校給食会で扱っているものは牛乳のみ)
木内委員(民主党)
紹介議員ともなっている。資料をみると刺身なども生鮮であっても加工食品ともなり、表示されているもの、されていないものなどあり、分かりずらい。健康食品などもおなじ。国に意見書を出すべきと思う。
以上全会派が賛成意見を述べ、全員一致で採択された。