特別支援教育については「地域でともに学び、育つ」という視点で質問をしました。特別支援教育の現状と導入後では何がどう変わるのか、地域との連携や子どもたちのニーズに応じた支援体制がどのように組まれるのか等の質問に対し保護者との連携や専門的指導がさらに必要という応えでした。またどの質問に対しても市の状況に合ったものを取り入れたい・・他先進事例を見ながら検討したい等、残念ながら東村山をどのようにしたいのか明確な形は見えてきませんでした。答弁の中で生活学習の改善、指導という言葉がありましたが、何をどう改善するのか不明です。様々な違いがあり、コミュニケーションのとり方も一様でないということを知って、初めて互いを認め合う関係性を地域でつくれる、そのために自治体は何をするのかという答えを聞きたかったと思います。
アスベスト問題について今日の質問で明らかになったことは、ボウリング場解体に関連する調査はH12年H18年と段階的におこなわれておりH18年5月の調査で、作業レベル1の飛散性の極めて高い青石綿が存在することが報告されていました。しかし公表の義務は無いとして市は今日まで積極的に公表をしてこなかったこと、レベル1の認識は充分持っていたことから工事責任者である組合を充分指導してきたと認識していることが分かりました。
暴露の危機管理体制や、その15年から40年後に被爆したことが分かったときの責任の所在については市の責任は終始明確にはされませんでした。再開発組合に対し助言・勧告・指導する立場として一貫して責任はとれないとの主旨だったと思います。しかし指導が充分されてないことの責任はどのようにとるのでしょうか?
工事中の大気環境調査は義務付けられており、万が一基準値を超えたときは工事をストップするとの説明でした。しかしそれをどのように周辺住民や駅利用者にお知らせするのか・・等々具体的な危機管理マニュアルは作成されていませんでした。これが充分指導した内容なのでしょうか?市のガイドラインを明確にして対応することを今後も求めていきたいと思います。
生活者ネットは今後も市民の健康を守る市の責務の実行を追求していきます。