生活をむしばむ マイクロプラスチック

7月27日(土) 生活クラブ運動グループ東村山地域協議会主催
「どうしたらいいの!?プラスチックごみ汚染」が行われました

大人に混じって、中学生は宿題がマイクロプラスチックだとのことで参加していたというのが印象的でした。

まずは一日の生活でどれほど多くのプラスチックに頼っていて、そのプラスチックが海洋汚染を進めているというのを、パタパタと広がる絵本で確認しました。そして、環境にいいだろうと思って使っていたアクリルたわしやメラミンスポンジなどが、思いもよらず環境を汚していたという。知らないうちに魚が食べて、食物連鎖も起きていること。そして、漁業に使われる網や糸がきちんと回収されずにごみになり、海中生物を苦しめていること。

子どもからは「プラスチックは便利なものだと思っていましたが、話を聞いてこわくなりました」と素直な気持ちの感想がありました。

思いもよらないところから、プラスチックごみがでて、ポイ捨てされたペットボトルなどと共に自分たちの生活を脅かす、ということについてとても分かりやすく説明していただきました。

 

見えないからこそ怖い。東村山でも河川清掃や公園掃除が行われています。その度にたくさんのプラスチックごみが回収されます。不法投棄をなくすのももちろんです。
それに加え身近なところから、少しづつでも生活改善すること、例えば
アクリルたわし⇒麻やめんを利用した洗う道具
フリースや温かくなる化学繊維の下着⇒天然素材のもの
など、できるところから始めましょう。