12月議会は多くの市民で注目を!

12月4〜6日は各議員の一般質問です

12月議会、生活者ネットの一般質問は12月4日午前におこないます。今回は2007年導入が予定されている特別支援教育と東村山駅西口再開発に関する解体除去作業によるアスベスト問題の2点です。

 障がいのある子どもたちが地域でともに学び、育つために
「障害の有無によらず,すべての子どもを対象にして,一人一人の特別な教育的ニーズに応じた教育を行うべきであり,その教育はほかの子どもたちと同じ場で満たされるべきである」と1994年のサマランカ宣言にあります。2007年度には導入される特別支援教育への移行を目前に,東村山市では軽度発達障害を含む支援が必要な児童・生徒の育ちを保障するためにどのように取り組み,導入にあたっての課題は何かについて質問します。
1 特別支援教育実施に向けて取り組まれていること
2 子どもの持つ力を伸ばせる支援計画を
3 養護学校に在籍する児童・生徒への支援
4 教師へのサポート、相談支援体制

アスベスト被害から市民を守る
昨年9月議会でアスベスト対策について質問し「駅などに使われている報告はあるか」に「無い」との答弁がありました。市内の施設においては使用されていないと理解してしまいました。

 アスベストの飛散は、その恐れのある建物住民や近隣住民、一般家庭にまで不安は拡大し、大きな社会問題になりました。これを受け、保健所は、ビル等の建築物の所有者、管理者に向け、各ビルの使用状況を正確に把握し適切な管理点検および処置によりアスベスト健康被害の防止を図るようお願いしてきたということです。
また、都では設計図等による識別・・・図面(仕上表等)に記載されている「アスベスト吹付け」等の表示により判断することが可能であるといい、飛散性アスベスト含有建材の一覧もHP上に掲載しています。
市民の健康を考えるとき、危険のあるものを把握したとき、市民に確実に伝えていくのが一般的だと考え、前回の質問で「今後とも、市報あるいはホームページ等で関連する情報を周知していきたい」という答弁は、行政として関連情報も流していくと考えてしまいました。

しかし、今回東村山駅西口再開発地区の解体除却工事にあたり、該当地区にあるボーリング場には危険度による作業レベル1の飛散性のある青石綿が使用されているということがわかりましたが、市報やHP上でそのことについて報告されていません。このの6月か7月頃まで営業され、多くの方も利用してきた施設です。閉鎖されるまでも含めアスベストの調査や周知はどのようにされたのか、市民の健康を守るための視点で質問します。

1    ボーリング場及び隣接する工場等のアスベストの調査は、いつどのように    行われたか
2    調査結果と対応
3   「レベル1」についての市の認識
4   解体除去作業における危機管理計画及び周知
5   将来的に健康被害がおこった場合の責任所在

アスベスト使用について調査、使用の表示、公表について、工事の際には工程表の提出、標識、近隣説明会の開催などを盛り込んだ、東村山市のガイドライン等を作成し、事業者や住民に理解を得、市民の健康被害を防止することについての考えを聞きます。
多くの方の傍聴が緊張感ある議会運営の力となります。是非傍聴を!