4月13日 東村山市3月議会報告会
2025年4月13日(日)10:30~12:20 3月議会報告会
生活クラブデポー東村山カフェスペース 参加者 13名
報告者:東村山・生活者ネットワーク 白石えつ子
時折強く雨が降り、雨漏りのハプニングや、緊迫した何台ものパトカー走行で、聞き取りにくい時もありましたが、質疑も活発な議会報告会となりました。
★★中学生の発言より、
子どもの権利を考えてくれる人がいることにびっくりした。自分たち子どもの意見を聞いてほしい。の言葉は驚きと共に嬉しく、今後開く予定のこども会議参加を指切りげんまんお約束。
1.一般質問より
- 居住支援について
全ての人に住まいは重要であり、2025年秋の改正で、居住支援認定サポートは自治体も義務となる。市は早急に住宅支援協議会を立ち上げ、高齢者、障害者、被災者、子育て中の方、外国籍の方々、住宅要配慮者との空き家マッチングなど早期に方向性を決めていく。
- 制定以来66年間見直してこなかった「売春防止法」が、2024年4月「女性支援新法」施行で、「保護・更生」から「自立・支援」に変わり「女性の福祉」、「人権の尊重」、「男女平等」の視点が加わった。女性の権利を明確に規定した極めて重要な意味を持つ。
2.厚生委員会
- 高校生等医療費の所得制限が撤廃され全員対象となる。
- 東村山市学童保育長期休業中の昼食提供を市と学保連と同意書を締結。
- 公共施設利用システムについて
担当していた事業者の撤退によりシステム変更作業が行われている。施設利用者が団体登録をする際、代表者のマイナンバーカード登録が必要、空き室状況も検索できない。またその使用料を個人口座から引き落とす仕組みとなり、マイナカードを持たない選択をした市民は実質公共施設の使用を申し込めないという不利益が生まれている。マイナカード登録は任意。不所持でも不利を被らないよう働きかける。
3.令和7年度予算
反対の立場で討論。
- マイナカード取得はあくまで任意であるにも関わらず、たのしむらやまポータルなど取得を強制誘導する手法は反する。
- 子どもの社会参加にアインpayポイント付与は遺憾。
- 子どもは権利の主体。まちを創る対等なパートナーと大人が意識を変える。
- 子どもの権利侵害を擁護に変える子どもオンブズパーソンや子どもの権利条例制定を再要望。
- 5人に一人は貧困状態にある子どもの実態調査結果を受け、全庁的な改善取り組みを求めた。
評価した点
- 萩山公園同様に前川公園にもインクルーシブ遊具、ユニバーサルシート付トイレやマンホールトイレ設置、防災機能整備は市民の命を守る。
- 子どもショートステイ、ヤングケアラー支援、若年妊婦や障害のある子どもを育てる保護者への伴走型ケアサポート。
- 子ども食堂支援 1食100円、192万円が予算化された。