第5回 介護保険学習会 5/22 介護予防基本チェックリスト体験!
第5回介護保険学習会 講師:香丸真理子さん(たま北居宅介護支援事業所・ケアマネージャー)
(右:講師 香丸真理子さん 左:東村山生活者ネットワーク 市議会議員 白石えつ子)
参加者:4名 主催者:4名
講師:香丸真理子さんより、介護予防の基本チェックリスト(東村山市)を基にチェックすることからスタート。
このチェックリストは、判定結果から対応に繋げることになっているとのことでした。
判定結果からは以下
①介護予防・日常生活支援サービス事業対象者の可能性あり。
②一般介護予防事業対象者である。
の二つに分かれ、基本チェックリストでチェックすることで自身の判定ができ、認定申請(有料)をせずにサービスの一部が使えることになっているとの事でした。このことを知らない人が多い。これは2年くらい前介護保険制度改訂時にできている申請制度です。
会場では、それぞれのチェックの結果を出し合い、対策や自覚も確認しました。
予防対策の具体的なサービス内容の「脳の元気アップ教室」「ふまねっと」「体操グループ立ち上げ支援」などを共有しました。「ふまねっと」の情報がもっと欲しいという質問もあり、社協の情報を紹介しました。
更に具体的にはインフォーマルサービス一覧があるので、これの周知があれば、もっと選べること。個々が選べると良いのではないかという意見もありました。また市健康増進課が主催しているマッチングイベントが、包括支援センターエリアで年1回開催され、具体的なサービス事業が分かるようになっていることを共有しました。
介護保険財源が今後増える可能性があり、予防事業を保険者である自治体は介護予防事業を拡大していこうとしていること。介護保険の負担増で打撃を受けるのは40代世代等の若い世代でもあることの現状。また増加している「孤独死」の問題は死後の自治体としての財政負担も招いている等の状況が話されました。
参加者からは「人とつながりを持つことが大切だと、改めて感じた」という意見がありました。
■Q&A
・耳が聞こえづらい人が出不精になる傾向があるが・・
→ 日本は補聴器を付ける社会ではないので、迷惑になるのではないかという発想が多いのかもしれない。
講師:耳鼻科で右耳が聞こえるが左耳は鼓膜に穴が開いているので、手術を進められた。補聴器は聞こえる耳に使
うものだと初めて分かった。
人とのコミュニケーションには耳の聞こえが悪いことは改善の必要があると思う。
聞こえているようだが、聞き違いが多くなっていることも多い。
同じように聞き取りづらい人同士での集まりの方が出向くことができる可能性はあるのではないか。
■「介護カフェ2024」の紹介
■高齢者疑似体験セットを利用して(80代高齢者を想定して)体の変化を体験してみた。
次回 第6回介護保険学習会 7/1(月)10:00~12:00 場所:市民センター第6集会室
内容:包括支援センター職員を招き地域の困りごとをどう対応をしたらよいかを聞く。