会派「つなごう!立憲・ネット」解散のご報告
2年で会派についての振り返りをする取り決めとなっておりました。そして2021年4月30日付で会派を解散いたしましたので、報告させていただきます。(事務局)
改選後2019年5月1日会派「つなごう!立憲・ネット」を結成し、佐藤まさたか議員、藤田まさみ議員、かみまち弓子議員、白石えつ子4人で活動しましたが、昨年4月30日で藤田まさみ議員が会派を離脱しました。その後は、3人で活動してきましたが、折り返し2年を迎え、継続については、話し合うことが約束でした。2回の話し合いを重ね、会派解散の結論で合意しました。
解散に至った理由としては、議会基本条例第4条にある「一人会派又は」を削除するべきとの陳情が発端となり議会内に分断を招き、一人会派を認めない結論に加担した責任を会派解散という形で示す。
会派を組んだままでは、会派に属さない議員の立場を理解するのは無責任でしかありません。会派を解消し、同様に1人になることでのメリット、デメリットを経験し、改善点があれば共に議論し、提案していく。
議会内での分断の垣根を少しでも緩め、議員間の合意形成を図る役割を微力ですが、果たしていけるよう努めていきたいと考えます。
2年間会派としての活動を通して、実現できたこともありましたことに、大変感謝しております。
私が所属します東村山生活者ネットワークは政治を生活の道具として使いこなすために、女性が中心となり始まった活動です。
ジェンダー平等を掲げ、育児や介護は社会の仕事をスローガンに、女性の地位向上と、女性議員を政策決定の場に増やす必要性を訴えてきました。日本のジェンダー平等の順位は120位と先進国からしますと、大変遅れている現状があります。
そして、今、新型コロナウイルスの出現で、社会的弱者の立場にある方々にも、等しく生まれながら当たり前に持つ基本的人権があるにも関わらず、いのちが脅かされ、生活が保障されていない現状があります。
緊急事態宣言により、益々弱い立場にある子ども、若者、非正規雇用の人、1人親世帯、障害者、高齢者、外国籍の人達、ホームレスの人達などに皺寄せがいっている厳しい状況です。この不平等な現状を変えるために、当事者の方々の声を聞き、当たり前の権利としての最低限の生活が許されるよう今後も、同じ思いの人達と支える手立てを考え行動していきます。立ち行かない部分は国、行政に働きかけ、最後のセーフティネットとしての責務である支援を求めていきます。ネットとしての役割がここにもあると考えています。
政治を特別な人達のものとしない。
議会を、議員を身近にすることで、市民自治が広がるように地道に今後も市民の声を議会に届ける役割を果たしていきます。
一人での議員活動は初めてゆえ、緊張してます。
東村山生活者ネットワークの名前は、名乗れなくなりますが、普通の生活者の視点を忘れずに、そして東村山生活者ネットワークとしての政治理念を基に、自分らしくいきます。
緊急事態宣言が延長され、新型コロナウイルスも変異型の蔓延により感染者が収まる様子はありません。
その中にあり、東村山市でも、新型コロナウイルス予防ワクチン接種が開始になりました。ワクチンを受ける受けないかは、ご本人の意思が尊重されます。これからも引き続き、感染予防に努めていきましょう。
寒暖の差が激しい時期ですので、体調にお気をつけてお過ごしください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
白石えつ子