第11回平和の集い 豊田直巳スライドトーク 「奪われた場所 イラク、フクシマ」報告
東村山で活動を始めて28年目。私たちは「人権を守ること」を大切に活動していますが、やっぱり平和でなくちゃ…と平和の集いを開催し、11回目になりました。
東村山在住のフォトジャーナリスト豊田直巳さんに、スライドを使って、イラク・福島の報道されない真実を伝えていただきました。イラクの開戦から15年、原発の事故から8年目を迎えるフクシマ。TV等の報道がなされなくなると、人々の記憶から忘れ去られて行きます。でも、現地の人々は、いまだに苦しんだ日々を送っている…。いづれも共通点は『奪われた場所』。
当日は約70名の参加者。1部で、豊田さんのスライドを使ってのトーク。都合の悪い事は隠されている…ことを知らされ、唖然としました。
2部では、もしあなたが飯館村の住人だったら…の当事者の気持ちになって、どういう行動を選択するか(住み続ける・離れる・わからない)をグループに分かれて話し合い、お互いの意見を聞きあうという時間を持ちました。なかなか当事者にはなり切れず、正解もないですが、少しでも気持ちを寄せることができ、このワークショップは貴重な時間となり、好評でした。