女性の社会進出が、女性の政治への進出とも比例していることはヨーロッパの例でも明らかです。日本で最も遅れている分野です。
生活者ネットに応援メッセージをいただいた上村英明氏(恵泉女学園大学助教授)は暴力により民主主義をつくろうという国際的な状況は、国内においても同じ状況をつくることに他ならないと言います。地方議会でもそうですが国会においても政策議論無し、対話無し、やらせで発言させ民意を図る。ただ数にモノを言わせて決めていくような暴力的な事がらが、ウンザリするほど横行しています。教育基本法改定、憲法改定への意欲、女性は産む機械発言などの一連の流れは、国家の統制を強化し、人間は国家を形成する部品の一部のようにしか見ていないということをあきらかにしました。
私たちは非暴力による民主的な社会への道を追求します。一人ひとりが大切にされる社会です。自分はどう生きたいか選択できる社会、市民が主役となる社会です。これは暮らしの場である地域からしか築けない社会です。
4月の統一地方選挙に向け、日ごろネットを支援してくださる方々や、区部・市部の生活者ネットメンバーが、2月のほんの一時の夕べに一同に会し、改めて「地域から政治を変える」意味を共有しました。地域主権、市民主権を切り拓くために力を尽くします。
(写真上は統一地方選への挑戦の気持ちを胸の赤いバラに込めて・・)
(写真下はひな壇に立つ桑原りさ・大塚恵美子)