意見書提出に関しての賛成意見は「再処理工場稼動は日本全体の食の安全・環境保全にも逆行し、本格稼動に向けての日程を16回も延期するトラブル続き、未だ最終段階であり技術も確立されていない状況であること。再処理工場直下には活断層があることも指摘され、核燃料の再処理のサイクルとしての流れが出来ていないという視点で、時期尚早」など明確な意見が述べられた。
委員会では4:2で賛成多数、本会議でも1票差の13:12で意見書提出に賛成票が上回った。反対したのは自民党・公明党であった。
しかしここで不思議なことが起こった。東村山は意見書提出に際し、独自のルールを決めており、その賛成票が10分の6以上の数でなければ、本会議で過半数であっても意見書を提出しないと決めている。26人中16人が賛成しないと意見書の提出は難しいことになる。大会派に有利な運営ルールが、少数意見をを踏みにじる構図になっていはしないだろうか?
本会議での議員の意思と市民の意思はどこにも反映できない状況だ!
(写真は2008年「六ヶ所核燃工場稼動反対集会」開催の日比谷野音に集合した三陸の漁協の方たち)