「食料の安全確保のため、国に「六ヶ所核燃再処理工場」稼動の見直しを求める意見書の提出を求める請願」委員会で採択

2009年3月7日 12時07分 | カテゴリー: トピックス

3月市・政策総務委員会で審議され賛成多数で採択

“生活クラブまち・東村山”から12月議会に提出された「食料の安全確保のため、国に「六ヶ所核燃再処理工場」稼動の見直しを求める意見書の提出を求める請願」は3月6日政策総務委員会で審議された。

3回目となる同委員会での審議では各委員が意見表明をおこない、採択・不採択の意思表明をおこなった。

不採択・自民:肥沼委員
自民党自治クラブとして反対する。エネルギー政策の視点で考えるべきで、現状原子力発電は20%程度使用している。化石燃料の比重が高いことによる原料枯渇の危惧やCO2発生の問題もある。温暖化の関係で原子力エネルギーは国策に位置づけ、産業の発展、国民生活から考えることが必要である。再処理工場での再利用は資源の有効活用と考えると必用。技術も信頼性がある。

不採択・公明党:山川委員
請願の前半に記載されている自給を上げることについては反対するものではない。しかし六ヶ所再処理工場の見直しになるとエネルギー政策の見直しとなる。対案も無いまま市が採択はできない。

採択・草の根市民クラブ:矢野委員
提出されている資料を見ても岩手県の多くの自治体が見直しに関する意見書を出している。近隣自治体から危惧が出されていることをみると、問題視している自治体が多い。このことから見て、採択の立場で意見書を出すことに賛成する。

採択・共産党:田中委員
提供された資料では岩手県のほとんどの自治体が採択している。危惧をしている証明ではないか。詳しい方に聞いても、もはや安全神話はなりたたない事は柏崎刈羽原発でも明らか。放射能汚染水が海水に溶け込むことで海産物が食卓に載せられないようなことになってしまう。日本全体の食の安全・環境保全の動きにも逆行している。電力会社は安全性をPRするのは当然だが、見直し、中止が必要だと思う。

採択・民主・生活者ネットワーク:木内委員
核燃再処理工場が試運転中であっても未だ技術は確立されていない。本格稼働にむけて16回の延期を繰り返し、トラブル続きである。再処理工場直下には活断層があることも指摘されている。以上の視点から採択する。

採択・地元のチカラ:薄井委員
原発そのものには反対であるが現状は無視できない。河野太郎氏も再処理工場に関してはサイクルとしての流れが出来ていないという視点で時期尚早を指摘している。推進する立場として考えても近隣市で請願を採択していることは、風評被害を恐れてのこと。消費者の判断を恐れているのだと思う。以上の理由で請願を採択する。

以上請願の採択4、不採択2で委員会としては請願は採択された。これは最終日26日午前の本会議で議決をとり、採択か不採択が決定する。議員一人ひとりがどう判断するか多くの傍聴で見守りたい。

(写真は「六ヶ所村ラプソデイー」上映会時に監督の鎌仲さんと)