民主・生活者ネットワークを代表して質問!パート3

市民参画、協働をコーデイネイトする力で開かれた市政を求めて!

9月1日の定例議会でネット市議・大塚恵美子は生活者としての視点で、民主・生活者ネットワークを代表し、市長の所信表明及び当面する諸課題について質問しました。以下質問と答弁の報告です。
(写真は八坂小防災備蓄庫確認中)

質問⑳〜25
⑳大岱小で実施されている「放課後プラン」の検証と今後の他校への進展と課題について伺う。江戸川区で74の小学校全校で実施されている「すくすくスクール」は国が「放課後プラン」のモデルとしたとされていますが、当市において「放課後プラン」について市民・保護者との共有はどのように行われてきたのかも伺う。
→「放課後子ども教室」はH20年度モデル事業。今月の運営委員会開催時に検証をおこなう。他校への拡大については、空き教室の確保、コーディネーター、安全管理員、学生など安定的に確保できるか課題がある。実施校にアンケートを実施した。今後有償を検討する必要がある。

●環境対策について

21)東京都がヒートアイランド対策、緑化対策を100%の補助率で推進する「校庭芝生化」は久米川東小につづく取組みをどのように進めていくのか。これまでの評価はどのようにされ、今後につなげる課題があるとしたら何か。
→久米川東小児童の感想「裸足で走れる。空気がきれい。緑がよい」という良い評価を得ている。課題として、芝の維持管理、地域住民との連携、日常の管理、専門業者など多くの関係者の理解が必要。これを進める地域組織が必要。評価は高いが、経費、人の参加などの課題がある。

22)収集され中間処理された容器包装プラスチックの評価がDからBへとランクアップされた具体的な取組みの成果は。今後再びランクダウンを繰り返すことのない分析と展望は。
→ランクUPは広報の強化や出前相談会、スーパーなどでの店舗前説明会などで成果が上がった。
(分析と展望は回答無し)

23)レジ袋削減に向けて、以前より提案してきた市内事業者との協議テーブルづくりに向けての動きはどう進捗しているか
→来年度実施に向け商工会と協議中。

●防災計画について

24)地域防災計画への女性の視点が重要と内閣府が指摘しています。防災会議委員26人のうち、女性の登用は副議長だけとなっています。女性委員の拡充や開催状況についての考えを伺う。女性に配慮した避難所運営マニュアルの策定はどのように進んでいるのか
→防災会議は各関係機関に依頼し、参加していただいている。女性の委員参加については検討したい。事前の関係機関連絡会議は27団体中女性が6名参加している。そこで一定の意見は聞いている。プライバシーの確保は必要だと考える。
運営マニュアルの改定が来年度予定されているので女性の視点については見直していきたい。

25)生活必需品の供給については避難所生活者を11000人と想定し、市内23カ所の備蓄倉庫に備蓄されています。備蓄品(お粥、アルファ米、クラッカーなどの主食品、粉ミルク、おむつ、生理用品等)の点検と入れ替えのルールはどのようにされているのか。八坂小の備蓄倉庫を見学しましたが、粉ミルクやお粥はあってもお湯を沸かすための熱源やマッチ類、やかんなどがない、食事をするための食器やスプーンなどもない、トイレットペーバーの分散備蓄がされていないなど日常生活の行動パターンの想定がないように思う。今後の速やかな改善を期待する。
→備蓄品は11051人の2日分の食料等の確保をしている。食品の入れ替え時期は期限切れ1ヶ月前。他の備品についても順次入れ替えを実施している。