「住民投票条例制定」署名、市選管に提出される

多くの市民の支持を集め12月議会に提案

 市民による「東村山駅西口再開発事業を現計画のまま行うことについて市民の賛否を問う住民投票条例の制定を求める」直接請求署名活動が、9月30日〜10月29の1ヶ月間の署名活動を終了し11月2日9時に市選挙管理委員会に提出されました。
 署名数は18543筆、直接請求の条件を満たす署名有効数は約2800筆ですからその数をはるかに超えた署名数となりました。ここに現れた署名は市民の意思表示です。また様々な事情で署名は出来ないが思いは同じという多くの市民の声がこの署名数の「のりしろ」としてあることを考えると、この数の意味するものは大きいと思います。

議会は最も早く情報を入手し議論できますが、市民は当事者である周辺を除き、どうしても情報の伝わり方が遅いのは事実です。「今さら騒ぎ出しても遅い」という議会内部からの声も聞かれますが、逆に市の情報公開の脆弱さ、議会での市民不在の議論への反省をしなければならないのではないでしょうか。
市民の意思を受け止めるとはどういうことかを、今私たちは考えなければなりません。

この署名は選挙管理委員会の審査を経て12月議会に市民提案として上程され、議会審議となります。この12月議会は多くの市民に注目される議会となり、市民参加のしくみである住民投票自体の考え方を問われる議会になります。東村山市が、またその運営を市民から付託されている各会派議員がどのような発言をするのか注目しましょう。

12月議会は11月30日にスタートし12月20日が最終日です。4〜6日が一般質問です。このHPでも議会審議を日日報告致します。